三連定休初日だというのに、6時半起床。隣家の母の様子を覗きに行くと、カギはかかってはいるものの玄関の靴が内向きになっていることから外には出ていたのだろう。部屋を覗くとテレビはつけたまま二度寝している。BS3で『おしん』と『なつぞら』を見て、朝食。 午前、K子さんと町屋塾へ出かけ、女川の会のミーティングに参加。当面の懸案事項を話し合った後、K子さんが用意してきた“山菜おこわ”で昼食。 午後、うつのみや・香林坊店で開催中(〜6/20)の古本催事会場に出かけ、補充本の入れ替えをおこなう。あうん堂のお客さんでもあるミステリー作家・城山真一氏の新作が掲載されている『小説 野性時代7月号』(角川書店)を購入、近江町市場で今夜の夕食会の食材として“ぶりかま/ぶり/サーモン/さつま揚げ”を買って帰る。隣家の玄関に不穏な気配で母が腰かけている。 『小説 野性時代』に掲載の城山氏の新作「相続レストラン グリル・ド・テリハ」を一気に読了。ミステリーなのでひねりがあるのは当然だが、二ひねりにもう一つと畳みかけてくるテンポが心地よく、後半にもう一ひねりもあったのにはビックリ。主人公の人生模様が淡々と描かれているのもテンポの良さとは言え、読者としてはもう少し知りたいなあ。金沢を舞台にしたこの小説の続きが待ち遠しい。 夜、先週末から金沢に仕事でやってきているダイックSさんを囲んで、あうん堂で夕食会。参加メンバーは、ニークワークスUさん、オヨヨせせらぎnatsuさん、キビ団子さんに私たちの総勢6名で、いつもの一品持ち寄り会である。話題は東京・神田祭からシンガポールの留学話、中国のキャッシュレス事情、そして介護問題に映ったところで、隣家の母がピンポンを鳴らして二度やって来る。今夕の私たちの対応が気にくわないようで、妄想を交えてみんなの前で悪態をついて引き上げると同時に新潟で震度6の地震のニュースが入って、お開きとなる。 片付け半ばに三度母がやってきてそのまま上階に。母の頭の中ではすっかり悪者となっている私に嘆きの言葉をしゃべり続けて帰っていった。まあ、寝るか。 |