2007年4月15日(日) - 「モーニン・ウォーキン」
あうん堂恒例のイベント 『モーニン・ウォーキン』 も、今回で5回目。9時半、集合場所の橋場町バス停に集まったのは、案内人で「寄り道の達人」(通称:ヨリタツ)こと、まいどNさんに、五郎島Mさんと友人のFさん、そして主催者側からは古本屋オヤジが加わっての4名である。 浅野川沿いの桜が風に吹かれて舞い散る中、タクシーで出発地の神谷内町へ移動。今日のテーマは、“旧北國街道をゆく”。出発点となるのは芭蕉翁の句碑があるN神社だが、私たちの前後には黄色いジャンパーを着た人が次から次と現われる。こんなにたくさんの人が参加するなんてあうん堂のイベントもメジャーになったわい、と思っていたら、選挙の出陣式やわ、とMさん。そういえばみなさん、鉢巻姿で目付き鋭く、越後の国に攻め上るかのごとく、誠に街道をゆくのにふさわしいではないか。 ハイ、こっちこっち、とヨリタツさんの掛け声で、神社から旧北國街道を歩き始める。桜ヶ丘高校の桜並木を回り道して、今日のハイライト・鹿島神社は鳴和の滝をめざし、道端の草花を愛でつつのんびり歩く。風は暖かく、ウグイスが鳴き、いやいや春だなあ。2時間後、全員無事にあうん堂にたどり着いたところで解散。途中、東山の上栄堂で買ってきた“麩饅頭2・柏餅2・桜餅1”をカフェテーブルに広げ、K子さんが淹れた珈琲と一緒にいただくことにしよう。 居合わせた顔見知りのお客さんに本を買っていただいたので、帳場でしばし歓談。テーブルに戻ると私の麩饅頭が半分になっているではないか。K子さん・Mさん・Fさんの皿の上の饅頭はすでになく、3人の顔を見回すと、(麩饅頭が)どんな味かお二人にみてもらったの、とK子さん。 それなら自分の饅頭を提供すればよいのに、と喉まで出かかったが、ここは主催者代表の意地でじっと我慢するオヤジ。ところが3人の視線は、資料を取りに席を外したヨリタツさんの“柏餅”に熱く注がれており、こ、これだけはいけません、と先手を打つオヤジでもあった。夕方までお客さんも少なく、仕入本の整理に励む。 夜、会計整理。退職した途端に家計費の通帳残高が早くなくなるのは気のせいだろうか……。23:15就寝。 【本日の主夫&主婦レシピ】 |