石川県古書籍商組合の年に一度の「特選大市会」がいつもの野々市・交遊舎で開かれる。10時前に会場に到着すると、すでに文学堂さんが会場のセッティングを終えている。どうもどうも、とお礼を言っているところへ新世界さんがやって来る。お二人に先週末の「本供養」について状況を聞かせていただくが、今年は持ち込み本は少なかったとのこと。
昨日から準備した出品本6点を会場に運び込んだ後、参加者のみなさんから「席料」(参加費のようなものです)徴収を行い、午後からの開札までみなさんと昼食(今回は席料に含まれてます)の“寿司”をいただきながらのんびり業界話を交わす。
13時、開札。出品結果は2勝4敗で、入札結果は「建築本」「仏教本」「吉田健一本」など1ヶ月ぶりの市会だったせいか強気で札を入れたので、全5点ゲット。
帰路、新竪町のフェルメールさんとベンリーズさんに寄って『そらあるき』の雑務を済まし、車を返した後夕方まで仕入本と出品本の残りを片付ける。イギリスに行っていた津軽三味線弾きのO青年がひょっこり顔を出す。ロンドンで三味線を教えていたという彼だが、来春再び渡英するそうだ。年末あうん堂でライブをやりましょう、という話になりました。
夜、『書肆紅屋の本』を読み続ける。0:30就寝。 |