9時、屋根裏部屋に泊まっているオスロからやって来たパトリックと3人で“カフェモーニング”。日本語が話せないパトリックと英語が話せない私たちの間にコミニュケーションが取れるのかといささか心配だったが、そこはそれ、阿吽(あうん)の呼吸でgood!でした。
朝食メニューは、昨日も今日もK子さんが必死になって作った「和定食」。器用に箸を使って……たいしたもんです。コラボンO店長が迎えに来たので、一緒に彼が淹れた珈琲を飲みながら歓談。明後日コラボンでおこなわれるライブまで金沢に滞在するというパトリックなので、また(ライブで)逢いましょう、と見送る。
午後、記念イベントの最終日は、野上裕章さんによる「ひとり語りの会」。ご近所にお住まいの野上さんは主に東京や大阪でライブをおこなっているのだが、昨年から地元金沢でも積極的に始めている。あうん堂にはちょくちょく足を運んでくださることから、昨年の暮れに、是非あうん堂でパフォーマンスを、と厚かましくお願いしたところ、いいですよ、と快諾を得たのである。今回は<春>をテーマに藤沢周平『山桜』を語っていただくことになり、あうん堂が用意したのは月天心さんのオリジナル和菓子「春時」。
14時に店を閉めて会場設営に取りかかっていると、北欧はじめの会のSさんや囲碁のFさん、フルーティyumiさんが顔を出す。ひととおり準備が終わったところで、のんびりみなさんと歓談。その後、お客さんも集まりはじめたので、K子さんがお茶と和菓子をセットして開演前のひとときをゆっくり過ごしていただく。
16時、野上さんのひとり語り『山桜』開演、1時間あまりみなさんは彼の独特な世界に入り込む。終了後、砺波の手配師Tさん、和歌山から帰省中のカフェムロさん、ダッチゴシさん夫妻らと野上さんを囲んで歓談。
夜、打上げを兼ね、今夜屋根裏部屋に泊まる千葉のKさんも加わり、夕食会。これで大きなイベントも終わって、ホッ。 |