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2010年 3月5日

2010年3月05日(金) - 「北陸・能登・キハ52」その1

DSCF0153 夕方、フリーのカメラマンで『能登線日和』や『能登線憧憬』という鉄道写真集を出版している湯浅啓さんが来店。うまくいきました? との私の問いに、ハイこれです、と彼が封筒から出して見せてくれたのは、ポストカード10枚組『永遠なれ、寝台特急/北陸』・『永遠なれ、急行/能登』・『惜別、大糸線/キハ52』の3種類であった。

 話は1月にさかのぼる。正月明けにあうん堂に顔を出してくれた湯浅さんと例によって世間話をしていた時のこと。今度の(JRの)ダイヤ改正でとうとう寝台(列車)がなくなるね、と私。(該当する列車の)写真はいっぱいあるから(ポスト)カードを作りたいんだけど出版元が二の足を踏んでいて、と彼。詳しく話を伺うと、販売ルートが書店に限られるから売り上げが厳しく採算が取れないらしい。そりゃあ駅で売るのが一番ですよ……そうだ僕の鉄道員時代の同僚がグループ会社で鉄道グッズも扱っているから声を掛けてみようかな? と彼に言うや、できるようでしたらお願いします、という会話でその日は終わる。
 数日後、JR西日本商事の元同僚Iさんに湯浅さんの一件でアポを取り、翌週二人でIさんの事務所を訪ねる。Iさんとゆっくり顔をあわせるのは、あうん堂がひそかに企んだ鉄道グッズ「犬釘栓抜き」以来である。近況報告は後回しにしてさっそく湯浅さんの企画を話したところ、いやあ私もこのダイヤ改正で何かしようと思っていたのですよ、と大乗り気のIさん。実は彼、大の鉄道ファン(鉄道員だから筋金入りの「鉄」チャン)でもあり、湯浅さんがプレゼン用にこれまで撮りためた鉄道写真を見せるや、これは高山線で……これは倶利伽羅構内か、と撮影ポイントを的確に指摘していき、これには湯浅さんも驚いている。
 写真の提供は湯浅さんに、印刷は湯浅さんが懇意にしている能登印刷さんで、そして肝心の出版企画はIさんがおこなうことで話は決まり、私の役目はここまでであった。

 先週末に糸魚川駅で開催されたキハ52・キハ28の撮影会イベントまでにはなんとか商品が間に合い、完売しました、と嬉しそうに話す湯浅さん。それはすごいなあ、と予想以上の反響に私も思わず声が高くなり、その場でJR西日本商事のIさんに電話を入れる。いやいや……とにかく(企画から出版まで)いろいろあったけど目下増刷中ですよ、とIさんも喜んでいる。写真の提供からカード裏のキャプションまで手がけた湯浅さんと、本社に企画を通した後大糸線のイベントや3月12日の「ダイヤ改正」イベントに間に合わせたIさんの熱意に、あうん堂の「鉄道魂」が熱くなったのはいうまでもない。


 

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