2010年4月29日(木) - 大阪出張 2
午前、Sinさん一家と近くの「イオンモール伊丹テラス」内にある本屋さんに出かけ、Sawa&Taiちゃんに、本を買ってあげるね、と言ったら二人とも真剣なまなざしで本を探している。そうだよなあ、やっぱり本だよねえ……。買ってあげた本を抱え、モール内にあるミスドでお茶しながらSinさんたちと歓談する。そのままモールで買物をするというみんなと別れ、JRで京都へ。 地下鉄で今出川まで移動し、駅から歩いて5分ばかりの「町家古本はんのき」を訪ねるが、あいにく店主が所用で留守にしており入れない。もう一人お客さんがいたので一緒に店の前で待つことしばし。スミマセン、とようやく戻ってきた店主が鍵を開けて入店。3人の若い本仲間が各人の在庫本を持ち寄り、交代で留守番をしているという古書店だが、京の古い町家をそのまま活かして静かな落ち着いた空間になっている。お茶を1杯ご馳走になり、一冊購入する。 13時過ぎ、バスで銀閣寺前で下車。たくさんの観光客が出ており、今日は「みどりの日」だったことを思い出す。今回の目的の一つ、バス停のすぐ近くにある「古書善行堂」を訪ねる。さきほどの「はんのき」同様、あうん堂好みのテイストが並べられており、K子さんと順に棚を見ていく。店の奥にいらっしゃる店主が山本善行さんのようで、氏の古本にまつわるエッセイ本は何冊か持っている。5点ばかり購入し、金沢からやって来ました等々一古本好きの客としてレジで山本さんと立ち話。本が片付かなくて、と話す山本さんの目線の先にはかなりの量の本が。ハイ、気持ちはわかります。この近くにはガケ書房(未だ行けてません)や恵文社にパン屋も多いから、今度ゆっくりと来ることにしよう。 タクシーで三条寺町へ。店のお客さんであるSさんが働いている花屋「プーゼ」さんにその彼女を訪ねると、二条の本店勤務とのこと。何年ぶりかで寺町通りを北に上がり、途中の食堂で遅めの昼食。プーゼ本店にSさんを訪ね、先月6周年のお祝いにいただいたお花のお礼です、とあうん堂の特製小皿&マドラーをプレゼントする。 16時42分発の「サンダーバード」に乗車、混んでいるのでは、と指定席を取ったが、混んでいたのは指定席の2号車だけであった。車内では善行堂で購入した『sumuse/特集・晶文社』を読みふける。 夜、京都で買ってきた古本を拾い読みしつつ、明日からのGW売り上げ強化策を考え、結論は「早寝」になった。 |