9時、月天心で“氷室まんじゅう”をまとめ買い、横浜Kenさんと知人の会社へは宅配で送り、残りはこれから出かける大阪の知人へのお土産とする。タクシーで金沢駅へ行き、9時54分発のサンタ゛ーバードに乗車。
12時半、大阪着。ホームで尼崎在住のYukiさんと待ち合わせ、3人でJR高架下の飲食街にあるお好み焼き屋で昼食。あうん堂のお客さんのyukiさんは、金沢から実家の尼崎に戻ったのだが、縁があって昨年あうん堂のお客さんと結婚した、そうあうん堂ブライダル部の実績第1号なので、近況をあれこれ伺う。ハイ、アフターケアも充実のあうん堂なのです。
3人で北浜へ地下鉄で移動、あうん堂にも来て下さった若い店長が開いている古書店・FOLKを訪ねる。堂島川が店の奥の窓から望める絶好のロケーションにあるお店で、店長とのんびり古本屋談義。K子さんとあわせて10数冊購入してしまった。
好青年の店長にエールを送って店を後にし、Yukiさんもお気に入りだと話すケーキショップ・GOKANでティータイム。17時過ぎに店を出て再び大阪駅まで戻り、彼女と別れて伊丹へ。
夕方、JR伊丹駅前でShinさん一家と待ち合わせて一緒に夕食。彼の家に今夜は泊めてもらい、明日の朝早く鹿児島へ向かうので今夜は早く休まなくては。 |
午前、銀行回りの後、駐車場代等月末支払いを済ませて金沢駅へ。ネットで予約してあった鹿児島行きのJRチケットの発券を券売機でおこなうが、クレジットカードを入れるだけで済んでしまった。当世こんなもんなんだ。
午後、旅行の着替えやお土産、持って行く本をバッグに積めて準備完了。海外に行くことを思えば国内は楽です。
自転車で市内田上近くのサイクルショップ・バルバワークスに出かけるものの、道に迷って疲れた。目的は今乗っているこの自転車のメンテについて見積りを出してもらうためである。もう9年も載っているのでタイヤはボロボロ、背もたれは破損、ギアは切換えが不具合、とあちこちガタが来ている。新しいバイクにするかこのまま乗り続けるかは見積りが出てから考えよう。最寄りのバス停から18時帰宅。
夜、TSUTAYADISCASで借りているDVD『モンテーニュ通りのカフェ』を見る。先週シネモンドで見た『少年と自転車』に出ていたセシル・ドゥ・フランスが主演しているのだが、そういうことなど知らないで借りていた1本。すっかりセシルが気に入ってしまった。 |
明日から夏休みに入ることもあって、顔なじみのお客さんが足を運んでくださり感謝!です。そんなわけで、終日お客さんと歓談。合間に本の持ち込み買取り1件があったのみで、古本屋の上半期最終日はひっそりと終わった。
夏休みの2週間、ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
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今年度あうん堂本舗の上半期最後となるイベント 『一箱古本市』 に、終日参加する。
梅雨の真っ只中なのにお天気は時折強い日も差す絶好の古本日和となり、会場の源法院には初参加の2箱も加わって、計16箱が並ぶ。あうん堂の今回の一箱は、ズバリ『本の本』ばかりがぎっしりと詰まった、マニアには驚愕・興奮・涎垂れ流しの一箱を公開したのだが、涎を流したのは古本万歩計さんだけであった。
閉会後、あうん堂で有志によるささやかな打上げ会。本好きの出店者が集まると話題は<本>かと思いきや、店を終わったせせらぎさんが駆けつけたところで、妻帯者は結婚の馴れ初めを、独身者は婚カツの様子を披露するのであった。
後片付けを手伝ってもらい、20時半閉会。さあ、夏休みまであと二日間シッカリ働こう! |
9時、月天心さんの車をお借りして新竪町のベンリーズまで「オヤジ・マーケット」の出品物を運搬する。いったん東山まで戻り、自転車で再びベンリーズへ。今日は天気が良いので、イカッタ。
シンタテ通りからちょっと中に入ったベンリーズの工房・ワークルームスにはすでにオヤジたちが集まり、なんだか怪しいモノを並べて出品準備を始めている。あうん堂は工房の入り口の店内に3段のスタンドをお借りして、本業の古本&アンチクヒデさんから預かったグッズを所狭しと並べて11時のスタートを待つ。
開始早々オヤジならぬ青年たちが集まり、早くも出店オヤジと熱い会話を繰り広げており、古本オヤジにはついていけないジャンルだ。それでも顔なじみのお客さんがポツポツと足を運んでくださるので、のんびり歓談したりノワイヨさんでお茶したりしながら、夕方まで店番を務めるのであった。
17時、終了。少しは軽くなった段ボール箱をベンリーズT店長にお願いしてあずかってもらうことにして帰宅。
夜、町屋塾で映画『内部被ばくを生き抜く』の自主上映会にK子さんと出かける。原発事故以降の知らないことばかりでいろいろ考えさせられる。終わって外に出ると風が冷たくてビックリ。一箱古本市がおこなわれる明日も雨の心配はないようだ。 |
今週末の3日間、古本交換会(古書組合)、oyaziマーケット、一箱古本市とイベントが続くため、嬉しい定休日は、終日ガレージで「ヤサガシ」ならぬ「ガレージサガシ」に励む。
一区切ついたところで月天心に行き、“抹茶&麩まんじゅう”で一休み。その後レンタカーを借りに行き、そのままK子さんを乗せてスーパーで買物して帰る。
夜、一箱古本市通信の原稿書き。23:00就寝。 |
午前、片付け仕事。
東京の小さな出版社・屋上に注文を入れてあった『ぼくのワイン』(金井一郎、金井祐子)が編集のHさんから、先日大阪出張の折中川ワニさんのトーク会場でお会いしたN女史からは、最新号の『Sanpo magazine』及び同誌の別冊『ぼくの古本探検記』(高橋輝次)が相次いで届けられる。この秋あうん堂本舗から7冊目となる出版を考えているので、届いた本を机の上に広げてあれこれ考える。
午後、シネモンドに出かけるついでに買取り依頼のあったお客さんの事務所を訪ねて下見、こちらの査定額をお伝えして承諾を得る。MIZUHO銀行で注文本の代金を振り込み、シネモンドでK子さんと待ち合わせた後、映画『少年と自転車』(監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)を見る。見ている間はつらかったが、見終わった後ホッとして気持ちが温かくなる。☆4.5/5点。コラボンでお茶して帰宅。
夜、あらためて『少年と自転車』のHPを見てみると、少年の里親を演じたセシル・ドゥ・フランスの出演作の一つに『モンテーニュ通りのカフェ』とあって、あれあれこの映画って……と目下TSUTAYADISCASで借りたままになっているDVDではないか。少年の父親を演じたジェレミー・レニエは、C.ドヌーブ主演の『しあわせの雨傘』に出ていたし、映画を見出すとやっぱり面白いです。 |
午前、今週末に予定されている『OYAJI マーケット』の出品内容についてあれこれ考える。キーワードは「オヤジ」だが、来て下さるお客さんは若い人が多いだろうから彼らが期待しているのは「古いけど新しい」モノだろうなあ。昨日遊びに来てくれたアンチクヒデさんからは、あうん堂でも使っている彼のコレクションの一部を持ってきてもらったので雰囲気はだせるものの、あうん堂らしさはどうしよう。
午後、ガレージで出品に向けてたな卸し。富山のチリングスタイルさんがひょっこり来店、どうもどうも、と近況を聞かせてもらう。
夕方、箱師Mさんが新商品の「コクバコ」を持ってひょっこり来店。数年前からただの箱作りだけではなく、より楽しめる「箱」作りに挑んでいるMさんに応援できることといえば商品の展示ぐらいしかないので、さっそく「コクバコ」を預かることにしよう。箱の表面にチョーク(ハクボク)で絵や文字が書けるので、ちょっとしたプレゼントにメッセージを書くのは楽しいだろう。
夜、鹿児島のキャリヤーMさん夫妻にハガキを書き、22:40就寝。 |
午前、梅雨も中休みの日曜日だというのに、ホント静かです。そこですっかり溜まってしまったメールの返信作業に集中することに。
午後、自転車で金沢21世紀美術館へ……いえいえ遊びにではなく『そらあるき昼夜マップ』の納品です。美術館は日曜だけあって賑わっている。納品はすぐ終わったので中央通りのギャラリー・トネリコへ立ち寄り、ここでバイト中のK青年が今日は展示中の作品を容器に使って珈琲を淹れている。居合わせた顔見知りの女性から、OYAJI マーケット楽しみですぅ、とプレッシャーを掛けられる。いやはや、未だ準備もしていませんので、などと言えないなあ。珈琲が入った樹の容器が気に入り、即買ってしまった。
夕方、バンカーTさんが珍しく一人で来店。これ東京土産です、と手渡されたのが、一本のボールペン。透明な軸の中になにか紙のようなものが入っているので、変わってますね、と私。それ判るかな、とのTさんの言葉にしげしげ見るがやっぱり紙だ。(東京の)どこへ行かれました? 出張で日本銀行へ。 ハイハイ、これお札の切れっぱしでした。日銀も頑張ってます。
夜、BSで韓国ドラマ『トンイ』の最終回直前スペシャルと、本編を見る。この『トンイ』のおかげで、ヒロイン・トンイの息子があの『イ・サン』の祖父に当たることを知り、そして『イ・サン』(全77話)を見始めたんだ。 |
梅雨らしい毎日が続いている。カフェテーブルで朝食を取っていると、小鳥の餌台にスズメが入れ替わり立ち代りやってきて賑やかだ。
終日、古本屋仕事。隣家の書庫とガレージを行ったり来たりする。
夜、小雨降る中、タクシーで犀川近くの金沢市民芸術村・里山の家でおこなわれる、K-CAT第五回公演 『女心のドラマリーディング/くちびる・冬ザレ・薔薇』 をK子さんと見に行く。22時終演、雨も上がってぶらぶら歩いて帰宅。 |
このところイベント準備で在庫本のセレクトや梱包、発送作業ばかりしていた気がする定休日だったので、今日はのんびり休日を楽しむことにしよう。
午前、K子さんとシネモンドに出かけ、『人生はビギナーズ』(監督・脚本:マイク・ミルズ/出演:ユアン・マクレガー、クリストファー・プラマー、メラニー・ロラン)を見る。75歳でゲイだったことをカミングアウト、とコピーにあったのでてっきりコメディかと思いきや、これがけっこうシリアスな一本。今ひとつ物語りに入り込めなかったのはテーマがゲイだからというわけではなく、父と息子、息子と息子の恋人の関係がなんだかやさしすぎるんだなあ。☆2.5/5.0点。
せせらぎ通りに最近オープンしたカレー屋さんで、昼食。ふらっとバスでNYANCAFE-BOOKSに行き、のんびり近況と古本談義。石引通りのスーパーで夕食の買物を済ませて歩いて帰宅。
夜、昨日今日と届いた新刊雑誌の『レポ』、『本の雑誌』を拾い読み。本の雑誌社が笹塚から神田神保町に引っ越したことは営業のHさんから葉書をいただいていたが、今月号では編集スタッフによる笹塚特集が面白い。『レポ』では、「女相撲に挑戦」と「PTA」の二本に目を通し、23:00就寝。 |
午前、『金沢ペーパーショウ』の出品本と会計の後始末。テレビ金沢のKディレクターから、今日は一日時間取れます、との電話が入り、さてどうして市内西部にある局まで行こうか、と思案しているところに釈淳徳さんから、店やってるかね、と電話が。店はお休みですがちょいとアッシー君をお願いできませんか? と頼み込み、ここは強引に承諾していただいた。
午後、釈淳徳さんの車でテレビ金沢の会館へ出かけ、玄関ロビーでKさんとミーティング。内容は以前に撮影していただいた五木さんの番組『新金沢百景/一箱古本市』をあうん堂のイベントで放映するに当たっての詳細な手続きについてである。著作権等々一筋縄ではいかない放送業界の実態をいろいろ教えていただき、勉強になりました。
金沢駅まで送っていただき、近くにあうr顔なじみのメガネ屋さんに行く。いつも使っているロイド眼鏡の鼻掛け部分が折れてしまったのである。古道具店で買ったものだったので、やっぱり長持ちしなかったなあ……修理は難しいですねえ、とのことで今のレンズが使える一回り小さなチタンの丸縁メガネに取り替え帰宅。映画から戻っていたK子さんと珈琲ブレイク。
夜、TSUTAYA DISCASから届いているDVD『ファンシーダンス』を見る。 |
9時、この週末に屋根裏部屋に連泊しているハトさんとようやく顔をあわせて、コラボンO店長も加わっての“カフェモーニング”。
O店長からいただいたのが目下コラボンで開催中の 『oraho物産展(会津)』(〜17日)で販売している“どんぶらたまご”。パッケージのイラストを担当したハトさんによれば、生卵としていただくのは、白みで2回、黄みで1回の計3回楽しむのがポイントとのこと。ハハー承知しました。
終日、「ペーパーショウ」出品本の後片付け。
なんとか目途がつきそうになった頃、常連のNさんが整理中だという蔵書を持ち込んできたので、玄関は再び本の山になってしまった。「古本」好きのNさんだけに面白い本が多いなあ。
夜、夏休みの鹿児島旅行のプラニング。当地にお住まいのキャリアーKさんとも連絡を取って、少しずつテンションを上げて行こう。 |
どんよりとした今にも雨が降りそうな空を見上げながら、「ペーパーショウ」最終日の搬出作業用にレンタカーを借りに行く。
9時過ぎに会場に到着すると、今日の店番のせせらぎさんがすでに到着して本を整理している。母屋の製本組合さんに挨拶をしているとNYANCAFE-BOOKSさんもやって来た。
9時半の開場と同時に家族連れのお客さんがどどっと入場してきたが、古本ブースは素通りして向かいの「万華鏡作り」と隣の「紙すき体験コーナー」に向かっている。お帰りはこちらに!とつぶやきながら、出品本の入れ替えをおこなう。
終日、会場で本整理。レジはせせらぎさんとNYANCAFE-BOOKSさんにお任せです。
主催者が用意してくれた昼食のお弁当をせせらぎさんといただきながら、2年目に入った彼女の近況をいろいろ聞かせていただく。
16時頃から会場のあちこちでぼつぼつ撤収の準備が始まり、われわれ本箱隊も撤収に取りかかる。おかげさまであうん堂が持ちこんだ段ボール箱もそこそこに空となって、イカッタ。それぞれ車に積み終える頃には額に汗が光り(青春映画のノリか)、自販機で買ってきた冷たいドリンクを飲みながら最終日の売上げ精算をおこなう。400円余ったのでこれは一箱古本市会計に入れることにしよう。
店に戻ってガレージに段ボール箱を卸した後、レンタカーを返したところで19時。店の方は大忙しだったそうで、留守番のK子さんはヘロヘロだった。とにもかくにも今年の「ペーパーショウ」は終わった。 |
昨日に続いて「金沢ペーパーショウ」は二日目。
今日もNYANCAFE-BOOKSさんの車に便乗して会場までやって来た。本日の店番は、NYANCAFE-BOOKSさん夫妻とあうん堂の3人。土曜日とあってオープン時からたくさんの人が会場にあふれている。3人で適宜レジに入ったり出品本を整理したりすることに。
昼食はこの3日間主催者が弁当を用意してくれるのがありがたく、今日も弁当がなくなりはしないかと心配性のあうん堂がわれ先に階上の会議室に行ってしまった。
一箱古本市店長の「でっぱうさぎ」さんと「紫庵」さんが来場、ブース内で今日も一緒にコーヒーを飲みながら古本談義。家がこの近くのサイクロンNさんは、とうとう梅雨入りですよ、と言いながらやって来て、得意の100円本をお買い上げいただく。
17時、クローズ。昨日よりたくさんの売上金が入ったレジ箱を抱えたまま、NYANCAFE-BOOKSさんと一緒に帰宅。そのままあうん堂で夫妻とお茶しながら明日の作戦会議。
夜、今夜も早寝。 |
8時半、店の掃除を済ませNYANCAFE-BOOKS・カルロスさんの車がやって来るのを店の前で待つ。しばらくして迎えに来てくれた車に乗せてもらい、今日から始まる『金沢ペーパーショウ』の会場に向かう。すでに製本組合さんはスタンバイしており、今日の店番である私はレジ箱を、カルロスさんはブース内で出すコーヒーの用意に取りかかる。
9時半、初日オープン。金曜日なのに以外と人が出ているものの、首からネームプレートを下げた人が多い。会場奥では「書道展」をやっているのでその関係者だろう、オヨヨさんが用意してきた『書道関連本』に人が集まっているが、あうん堂のコーナーは静かだなあ。
なにはともあれ、まだ箱から出していない本の値付けや平台の本の整理、さらには昨日並べた本のレイアウトを見直す作業に黙々と励むことにしよう。
一箱古本市店長のサーファーSさんがひょっこり来場、今日は休みだそうな。Sさんはじめ顔見知りのお客さんが時々来てくださるので、ブース内のテーブルでコーヒーを飲みながら歓談。いいのかなあこんなことしていて。
17時、クローズ。会場は主催者が最後に施錠してくださるので我々はそれほど重くはないレジ箱と空になったポットを抱えて外に出ると雨が降っている。カルロスさんにあうん堂まで送ってもらう。
夜、明日に備えて22時就寝。 |
8時、レンタカーを借りに行く。一度家に戻り、定期健診に出かける父と付き添いの母、そしてK子さんを乗せてかかりつけのY病院まで送る。
父母を降ろした後、先週下見を済ませてある市内のYさん宅を訪ね、K子さんに手伝ってもらってセッセと買取り本の搬出作業で一汗かいてしまった。どこかで朝食を、と話しながら車を走らせているうちに東山まで来てしまったので家で朝食。
昨日用意したガレージ内の出品本を車に積み込んでいると、NYANCAFE-BOOKS・カルロスさんが新潟・ふるほん座の出品本2箱を車に積んでやって来たので、あうん堂分も含めて宅配の発送手配をおこなう。
午後、オヨヨ・せせらぎさんが「ペーパーショウ」会場で使うテーブルと、彼女の車に積み込めない段ボール箱3個を届けれくれたので、それらを積み込みK子さんと石川県産業展示館へ出かける。
今年で3回目の出店となる『金沢ペーパーショウ2012』も今回が41回目である。会場で主催者の中島商店さんの担当者や、石川県製本工業組合の理事長さんはじめ理事のみなさんにご挨拶。なんといっても製本組合さんには組合出店ブースの大半を使わせていただいているのです。
一箱本箱隊のメンバーであるオヨヨさん、せせらぎさん、NYANCAFE-BOOKSさんがそれぞれ出品本を会場に運びこんだ後、今回のテーマである<一箱古本市>のポスターや関連のチラシをみんなで壁に貼り付けたところでなんとか恰好がつく。明日から3日間、たくさん本が売れますように!と今日も固く心に誓って会場を後にする。 |
嬉しい定休日は、終日ガレージで在庫本整理。
今週末は、県産業展示館でおこなわれる「金沢ペーパーショウ」での古本即売会と、新潟(旧新津市)の新刊書店・英進堂さんでの「ふるほん座」がかぶっており、明日発送予定の英進堂向け出品本を準備する。
なるべく新刊本と重ならないような「詩集/雑誌・銀花/1950年代出版本」と、今回は<旅と旅情>がテーマです、と話すM店長の意向に応えようと「旅本」をセレクトしたところで合計5箱となった。
夕方まで今度は「ペーパーショウ」向けの出品本を段ボール箱に詰めて行き、気が付いたら16箱になっている。売れるといいなあ。
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6時起床。すばやく着替え、昨夜準備したバッグを抱えて金沢駅へ。百番街のコンビニでお土産の“金箔入りラスク”と“菓子パン”を買って、7時04分発のサンダーバードに乗り込む。車中、平松洋子『野蛮な読書』を読みふける。
新大阪で宝塚線に乗り換え、伊丹駅で下車。近くに住んでいるShinさん一家と改札口で待ち合わせ、駅の向かい側のイオン1Fの「フレッシュネスバーガー」に入り、一緒に朝食をとりながら近況を話す。
11時過ぎみんなと別れ大阪に戻り、環状線で新今宮へ移動、めざすは通天閣入り口に店を構える「さわの履物店」。ここは知る人ぞ知るジャズレーベルの一つ「澤野工房」の本店兼オフィス兼ショップ兼発送センターなのですが……サンダルが並ぶ棚と同じ空間に澤野レーベルのCDが収められたボックスが置かれているだけ。店内には出前だろうかちょうど昼食を食べ終えた女性と、履物を探しに北お客さんを相手にしている女性が二人いらっしゃったので、突然ですが澤野さんはいらっしゃいますか? と若い女性に声をかける。昼食に出てますがもうじき戻りますので、と言われたので、金沢からやって来た旨お話した後、ここのお店のことをいろいろ伺う。話している間に店の女性は澤野さんの奥様とお嬢さんであることがわかった。
10分後に澤野さんが戻ってこられ、どうもどうも、とご挨拶。澤野さんとご一緒の男性は北海道・池田町の町長さんで、そういえば昨年金沢でおこなわれた澤野さんと中川ワニさんのトークイベントの打上げの席で、ぼくの(大学の)同期に池田町で町長をやっている男がいまして、と話していたことを思い出し、町長さんと名刺交換する。そうこうしている間にも履物屋&CDショップにはひっきりなしにお客さんがやって来る。こうしてわざわざ来てくださるのだからなるべく店に居るようにしてます、と澤野さん。この気持ち、よくわかります。
一息ついた澤野さんにワニさんの出版本の件でサポートをお願いした後、レーベル最新盤を2枚購入、それでは後ほどまたお会いしましょう、と声をかけ店を後にする。
15時、阪急・豊中駅で降りて遅めの昼食。そのまま駅から静かな街の中を歩いて珈琲焙煎所&カフェ「チッポグラフィア」に向かう。今日の出張の目的である『中川ワニさんのジャズ談義』が始まるまで少し時間が早かったが、店長さんに事情を話して中に入れさせていただく。
しばらくして10日間の大阪出張中であるワニさんがやって来たので、この秋出版予定の『ワニさんのジャズブック(仮称)』について進捗状況と今後の予定等打ち合わせる。
トーク開演30分前になるとお客さんも集まり始め、3時に店を閉めてきました、と澤野さんも到着。16時半、ワニさんと澤野さんによるジャズトークがスタート。集まったお客さんは22名だが、圧倒的に男性が多いのにはビックリ。中にあうん堂にも来て下さったという男性がいて二度ビックリ。合間にワニコーヒーが提供される今日のイベントトークを楽しむ。
19時過ぎ、閉会。ワニさんと澤野さんに挨拶をして大阪に戻り、最終のサンダーバードで金沢に戻ったのは23時半であった。この夏ワニさんが金沢に帰省するまで『ジャズブック』の原稿が集まりますように。 |