2013年12月07日(土) - 山名文夫の世界
午前、NYAN-CAFE BOOKSのカルロスさんがいとこと来店、来週おこなわれる山下達郎ライブのチケットを届けてくれる。彼のお兄さんが早くから取ってあった4枚のチケットの内の2枚だが、直前になって都合がつかなくなったことからあうん堂にお声が掛かった次第である。こんな機会は二度とないので、二つ返事でチケットを譲り受けましたよ。地元に帰ってきたというカルロスさんのいとこの話を伺いながら、しばし歓談。 午後、時間があるというカルロスさんを無理やり誘って、湯涌温泉にある夢二館まで彼の車に乗せていただく。そのまま同館でおこなわれている『特別展/山名文夫と夢二』関連のギャラリートークに一緒に参加する。 トークをおこなう丸毛敏行氏は、資生堂の企業資料館にお勤めで、今回の特別展に名前を連ねている山名文夫はかつて資生堂のデザイナーでもあったことから今日のトークに呼ばれたそうだ。 実は丸毛さん、6年前には金沢勤務で、週末はよくあうん堂に足を運んでくださった常連さんのお一人でもある。金沢を去ってからも年賀状のやり取りは続けており、このような形でお会いできるとは思ってもいなかったなあ。 展示会場を一回りした後、丸毛さんのトークを聞く。山名文夫の名前は知っていたが、改めて彼のデザインの素晴らしさを知る。受付で彼のデザイン・イラストレーションとその足跡をたどる『山名文夫』(ggg Books)を購入、カルロスさんの車で東山まで送っていただく。 夕方、トークを終えた丸毛さんが来店。今日のトークのことや近況など、K子さんと3人でのんびり歓談。17時過ぎ、電車で勤務地の掛川市に帰る彼を見送る。店を続けているとこういう出会いが嬉しい。 深夜、山崎豊子『運命の人・全4巻』(新潮文庫)読了。沖縄の歴史を全く知らない自分が恥ずかしい。2:00就寝。 |