茶道・裏千家を学んでいる友人TT君がやって来て、来週彼が亭主を務める「初釜」の打ち合わせをK子さんと3人でおこなう。
正客を私がやる羽目になったものの、昨年来の膝痛で正座ができないことを伝えてあったので、これを使えば、と腰の下に入れる小さな枕椅子を勧める。
しかし、それにも座れない私の足を見つめるTT君、膝以前に足首が曲がったまんまだ!と指を指し、ホントに!とこれはK子さん。そして二人が揃って足首を延ばすとなるほど水平(180度)近くなっている。私はと見るとほぼ直角(110度)で、これじゃあ二人のようにペタンとお尻を床に付けられるわけがないことに初めて気付く。
生まれてこの方、この足でずっと生きてきたんだ、と話すが、二人ともすっかりあきれ返っている。
夜、新聞の切り抜きを見ながら、リハビリを始めるのであった。 |