10時半、野々市・交遊舎での古本交換会(古書組合市場)に出席。年の瀬のせいなのか、あいにくのお天気のせいなのか参加者の少ない中、あうん堂は僅かに4点、金沢文圃閣さんと近八さんがまとめて出品しているので何とか会場は市会らしくなっている。
で、本日の結果は、出品本が3勝1敗、入札本は4勝2敗であった。オヨヨせせらぎさんと石川古書マップの改訂版について打ち合わせる。
終了後、野々市市内のつばきやさんでお願いしてあった肩紐調整完了のバッグを受取り、近くの和菓子屋さんで"酒まんじゅう"を買って帰宅。スッキリしたばかりのガレージに仕入れ本を押し込み、レンタカーを返しに行く。
夜、東京・谷根千で10年前に始めた「一箱古本市」を主宰している南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)さんによるトークイベントをあうん堂で開催する。告知下手なのでいつも集客には苦労しているのだが、今回は年末の、しかも週末というにもかかわらず、金沢一箱古本市の出店者と実行委員が駆けつけて下さる。
「一箱古本市の楽しみ」と題してナンダロウさんがこれまでの一箱古本市の流れと、全国に広がった仲間たちが執筆しナンダロウさんが発行した雑誌『ヒトハコ』の編集過程を楽しく話してくださる。9月に松本で聞いた北尾トロさんのトークイベントと同様、今回もあうん堂開店当時の熱い思いがよみがえる。
終了後、金沢一箱古本市の実行委員とナンダロウさんを囲んでささやかな打ち上げ会。23時半まで「本」と「本屋」の話で盛り上がってしまった。明日富山へ移動するナンダロウさんは屋根裏部屋に引き上げ、片付はそこそこに0:30就寝。 |