2016年2月02日(火) - 冬休み7/乗物七本ツアーin 高岡・新湊・氷見
7時、通勤・通学客が早くも行き交う金沢駅コンコースに五郎島Mさん、友人TT君、あうん堂コンビの4人が勢ぞろい。今日は、鉄道・バスなどいろんな乗り物に乗りかえること7回!という「乗物七本ツアーin 高岡・新湊・氷見」である。 添乗員は元鉄道員である私で、出発前に点呼を取る。一つ、手荷物は1個に限る(とにかくみんなすぐに忘れるのである)。二つ、運賃その他その場で個人負担。三つ、トイレは早めに。いざ、出発! 【1/IR石川鉄道・あいのかぜ鉄道】 高岡行きの乗車券を購入するが、券面には2種類の運賃が印字されており、なるほど第三セクターになっての会社乗継だからか……7時20分発のIR石川鉄道に乗り込むも車内はほぼ満席。社界の倶利伽羅駅ではかなり空いている。乗り換えはしないが運営会社はあいのかぜ鉄道に。石動・福岡からの乗客で車内は山手線並みの混雑となり、高岡駅で下車。 【2/万葉線】 新幹線開業に伴い私が知っている高岡駅はすっかり変身。階上駅となり、ステーションビルのあった場所には万葉線のトラムが入り込んでいる。8時15分発のトラムに乗車。北欧の街を走っているようなトラムに乗り込み、持参した"トースト/珈琲"を4人で分けて朝食。道幅が広い高岡の町をゴトゴト走って、能町から旧新湊市街を抜けて、終点一つ手前の海王丸パークで下車。 【3/内川運河クルーズ船】 帆船・海王丸が停留する富山新港の乗船乗り場から、小矢部川と庄川の河口を東西につなぐ内川運河を巡るクルーズ船に乗船。今日は日本海の波高し、とかで港の外には出ないとのこと。それでも乗船時は船の上下動が激しい。 20分ほどで運河の中ほどにある川の駅で下船。運河に沿って4人で散歩。映画『人生の約束』のロケ地になったらしく、町のあちこちに映画のポスターが貼り出されている。そのロケ地の一つ、「スナック 海の女王」前で記念撮影後、一時代前は賑わったであろう昔懐かしい商店街を歩き、饅頭屋さんで"豆大福"を買って食べ歩き。 【4/海王タクシー】 川の駅でタクシーを呼んでもらい、庄川を渡ってJR伏木駅へ。 【5/JR氷見線】 気動車一両のワンマンカーに乗り込み、終点の氷見駅までおよそ20分。途中から富山湾が広がり、これで天気が良いと立山連峰が目の前に広がるのだが、あいにく今日は曇り空。 駅前からはコミュニティバスに乗りかえるつもりだったが、待ち時間があるので昼食場所のある氷見番屋街までブラ歩き。6本目は幻と消える。長い商店街はシャッターが目立ち、行き交う車も人もほとんどいない。これが地方の現実となって久しい。 氷見番屋街にある回転寿司で、ブリをはじめ氷見に上がる旬の魚をどんどんいただく。昼間から生中をいただき、二杯目は焼酎をTT君が、私は日本酒にする。たらふく食べてから隣にある温泉施設で、入浴。 【6/わくライナーバス】 湯上りで温まった一行は再び番屋街に戻り、富山名物の"かまぼこ/氷見うどん"等を買い求め、和倉温泉からやって来る高速バスを待つ。お客は総勢7名、30分で新高岡駅に到着。 駅構内にはカフェがなく、駅前広場に隣接の「nemaruカフェ」で、おじさんとおばさん(正しくは、おじいさん&おばあさん)の四方山話は尽きない。これこそ本当に「ねまって(方言で長居するの意)」しまった。 【7/北陸新幹線・はくたか】 新幹線に乗るのは初めてのMさん、二回目の私たち3人だが、乗車してしばらくしてトンネルに入り、抜けたら、次は終点の金沢、という車内アナウンスがあり、13分後には金沢駅のホームに降り立っていた。 17時過ぎ、出発場所に戻って解散、みんな無事で帰ることができて、イカッタ、イカッタ。 【本日の主夫&主婦レシピ】 |