2020年5月30日(土) - 本小舎蚤の市vol.4
母のデイ行きと週末の本小舎オープンのメモしか書かれていない5月のカレンダーも明日で終わりか……。 勢いでスタートした週末開催の本小舎での<蚤の市>も4回目、今回は「猫雑誌&ウブ荷(未整理本)&切手」特集である。 午前、本小舎でウブ荷(未整理本)のワゴン出し。NOTEのNaoさんが花を飾り終えたところにカフェママの"へしこ巻"が届き、昼食。 午後、ファイスブックに本小舎の様子をアップ。常連さんやビートマニアさんが散歩がてら立ち寄ってくださり、本の汚れを拭きながらのんびり歓談。切手に興味を持ってくださる人っていないなあ。 夜、スマホの自主トレに励み、「NHKプラス」のID登録をなんとか完了。 |
5時半起床。ルーチンのエクササイズ(と書きましたが、いつものラジオ体操&腹筋です)の後は母の夕食の食器を洗って家に戻る。朝方から爆睡している母を何とか起こしてデイ行きの用意をK子さんにお願いするものの、早目に送迎車がやって来て二人で大慌て。 終日、本小舎整理を続ける。散歩がてらせせらぎ通りに昨年末オープンした「雷風海南鶏飯(ライフーハイナンチキンライス)」に出かけ、昼食。オーナーのSさんとはあうん堂のご近所に住んでいた頃からの知人で、いつかこういう店を開きたい、と話していたことを思い出した。今年に入りさらにいろんなことを始めようとした矢先のコロナ禍の中、笑顔で頑張っているSさんである。 夜、こちらもぼちぼち、ヤフオク出品作業。 |
終日、昨日の買取りで一杯になった本小舎にこもり、段ボール箱の古本を「棚出し本・市場出品本・処分本」に区分作業。 夜、休業中に注文してあった新刊本がようやく書店に届き、昨日受け取ってきた本を拾い読み。深夜、母の突然の独り言で何度か目が覚める。 |
4月6日以来46日ぶりに店を開ける。同業他店のことを思えばそれでも1週間は早い営業再開であり、先日偶然に入手できた手洗い用消毒液を入口に置き、店内で向かい合わせの椅子の片方を撤去、デッキと玄関のドアを開放するだけのコロナ感染対応策しか取れない。 終日、静かにK子さんt店番。常連さんが顔を出してくださり、お互いマスク姿で近況を歓談。気持ちも晴れる。 |
昨日に続き、終日、ステイホーム&ホームワーク。 石川県の緊急事態宣言が解除となって街中に人が出始めたようだが、とりたて急ぎの用もなく、明後日からの営業再開に向けての片付け仕事に励む。 営業自粛→在庫本整理→古本入段ボール箱をカフェに持ち込む→いつでもできる→自粛延長→また持ち込む→そのうちできる→休業延長→また持ち込む→そのうちできる→営業再開間近→段ボール箱が邪魔→片付けは今でしょ! とセッセと在庫本整理でたそがれる。 夜、営業再開した小皿料理の<のらり>でひとり支援中のキビ団子嬢からお呼びがかかり、K子さんと馳せ参じる。換気対策で玄関に網戸が設置されているのだが、どうやって入るのかわからず悪戦苦闘。店長の元気な様子に一安心し、短縮営業なので小一時間で引き上げる。さあ、あうん堂も営業再開するぞ! |
終日、ステイホーム&ホームワーク。 外出したのはランチをしに老夫婦(と書いたが私たちだって前期高齢者でした)がやっているご近所の洋食屋と、本小舎での片付け仕事だけ。家仕事はスマホで音楽を聴きながらのヤフオク発送と出品作業だけであった。 夜、途中まで読んでそのままになっていた、澤田康彦『ばら色の京都 あま色の東京』(PHP研究所)を読了。著者は「怪しい探検隊ドレイ」で今は『暮しの手帖』新編集長です。しかし、奥さんが女優の本上まなみさんとはこの本を読むまで知らなかった。 |
午前、金沢市役所から、コロナ禍で「女川水文化PT2020」がスケジュール通りにできるのかどうか、という問い合わせを受け、町屋塾chikaさん、K子さんの三人で“カフェモーニング”を兼ねてミーティング。やりましょう、という結論に続き、コロナ禍による支援給付金について情報交換。ヤフオク発送作業を2件。 午後、ヤフオク出品&納品書作成作業等コツコツと古本屋仕事。ビートマニアさんから今週末の<本小舎蚤の市>出品の件で電話が入る。みんな少しづつ動き出している。炊事当番なので久しぶりに“肉じゃが”を作る。PCにインストロールしているAppleMyusic、radiko、朝日新聞デジタルlといったコンテンツをなんとかスマホに切り替えると、なるほどスマホだと使い勝手が良いなあ。 夜、K子さんはヨガ教室に出かけたので、TVでhulu配信の『オスマン帝国外伝3』を見る。ここへきてヒュッレム寵妃とシャー皇女のバトルが過熱してきて目が離せない。神戸Ricaさんから近況メールが届き、コロナにもマケズに闘っている様子に感心する。 隣家に移動しで布団に入り、母が灯りを点けたまま時々思い出して独り言をつぶやいているのを耳にウトウトする。静かになったので時計を見ると1時か……。 |
隣室で母が動き出す気配で、5時過ぎに起床。<早起きは三文の徳>となりますように! 午前、読みかけだった夏葉社・島田潤一郎さんの『古くてあたらしい仕事』(新潮社)をようやく読了。島田さんは本当に<本>が好きなんだな。 「散歩とストレッチ、昼寝、映画(俳優・亀岡拓次)、ゲラチェックと趣味の時間で一日が埋まる。SNSに接する時間を意識的に減らしていることと(それでも2時間くらいやってるかも)、テレビを見ないのもあって、時間はそれなりにある。煮詰まったらクルマで適当に走っている(メルマガより)」とはコロナ禍により自粛中の北尾トロさんだが、私は本小舎のおかげでいつもと変わらぬ時間が流れている。 午後、週末の本小舎・蚤の市のオープン準備。スマホに電話が入ったので連絡先として登録するも、なぜか相手に掛かってしまった。前回の蚤の市を参考にレイアウトを替えつつ、時代小説を面出しすることに。流星舎くわじまさんが怪しい漫画を持ち込んで来たので『本の雑誌6月号』を謹呈する。 夜、PCのネットで入門サイトを見ながら、スマホでファイスブックにチャレンジ。結果はコチラ。隣家に移動しスマホに触ること1時間、トロさんを見習わねば。 |
5時、隣室の母の大きな独り言で目が覚める。妄想話と現実が一緒になっているのだろう、外を一回りしてから家の中に居るという誰かを探し回ったり、誰かに電話(母の頭の中にあります)したり……静かになったところで私は家に戻る。 午前、デイに母をお送り出してからK子さんと散歩。マシマシさんでパンを買って金沢城址公園内で朝食。風が強いが気持ち良い。K病院で母のデイ利用料を支払い、銀行を回って帰宅。スマホに慣れようと悪戦苦闘しているうちにお昼になってしまった。 午後、PCに向かうも眠くて眠くて……うたた寝。珈琲を淹れて本小舎に行き、週末のガレージセールに備えて片付け仕事。 夜、ヤフオク出品作業を済ませ、PCを持って隣家に移動。隣室の母の独り言が治まるまでHP日録を書き込む。23:30就寝。 |
午前、出汁巻きfumiさん宅に花を届ける<NOTE>naoさんのナビゲーターとして彼女の車に同乗、車で5分のfumiさん宅に向かう。日差しが強く、今日は夏日になります、とnaoさん。 11時、SB鳴和営業所にK子さんと歩いて出かけ、充電器不具合と古い機種故もうどうにもならないガラケーから最新機種のスマホに切り替える。今回のコロナ禍で一気に世の中がネット社会に移行していくのを目の当たりにしたことと、ネット社会に備えていつかはスマホに、と思っていたから良いタイミングだと思う。ココスでランチして帰宅。 午後、さっそくスマホにガラケーからは取り出せなくなった電話帳情報を住所録を頼りに一件ずつ手入力するのだが、それ以前にスマホ操作の取説がないからダイバラだ。K子さんの携帯に掛けたり、掛けてもらったりして確かめているうちに時間だけが過ぎてゆく。今夜はテイクアウトの“もつ鍋”なので、夕方散歩がてら受け取りに行く。 夜、ダッチゴシさん、キビ団子さんと“もつ鍋”夕食会をあうん堂でささやかに開催。テレワークの実態などいろいろ話を聞かせていただき、21時過ぎ解散。22時。隣家で布団に入るもすぐに母の妄想による独り言が始まり、1時頃までウトウトする。うーん、朝までなにかありそうだ。 |
深夜1時半、母が独り言とともに玄関の方に出て行く気配で目が覚める。いつもはすぐに戻って来るはずなのに……様子を見に外に出るとピンポンを押された隣家のハッパさんが母を諭しながら連れ帰そうとしているではないか。慌てて母を引き取るも、「ここ(ハッパさんの家の前)から動かない。私は刑事だ。見張っている」と言って踏ん張っている母に「無駄な抵抗はやめなさい」と無理やり母を抱えて家に入る。2時半、少し落ち着いたところて明かりを消すのであった。 午前、新型コロナウイルスの経済対策に沿った給付金の申請作業に挑む。先ずは納税証明書なるものをオンラインで申請しようとチャレンジするも、ギブアップ。 午後、オンライン申請はあきらめ、金沢税務署に赴きソーシャルディスタンスを保って待つこと15分で納税証明書を取得。早ッ! 帰路、F銀行でクレジット引き落とし代金を入金、もてなしドーム地下広場の空き状況を管理事務所で確かめ、スーパーで母の食料を買出し。帰宅後、確定申告書に納税証明書、売上表等必要書類の写真を撮ってから給付金の電子申請作業に取りかかり、夕食前にはなんとか送信。こんなんで大丈夫かなあ。 夜、早々に隣家に移動。非常時対応で21時過ぎには布団に入り本読みするも10分と持たなかった。 |
先日GWが終わった、というのはわかるのだが、今日が何曜日なのかがすぐには思い浮かばない。休業34日目(これもカレンダーで数え直しました)の朝も、どんより曇り空。 午前、ダッチゴシさんがCDコンポを受け取りにやって来て、立ち話。コロナ禍による古書組合からの支援金が届き、ありがたくあうん堂本舗の会計に入金。充電できなくなったガラケーをどうすべきか、ネットで情報収集に励むも結論には至らず。 午後、近所の俳句のIさんが花を持って来店。替わりに本日の朝刊に掲載の「朝日俳壇・歌壇」の切り抜きをお渡しする。ヤフオクに五輪真弓CDを一挙出品。CDやレコードは(売るのが)厳しいですよ、とビートマニアさんからよく聞かされているのですが。 夜、ヤフオク出品状況をチェックすると、五輪真弓CDに早くも入札が。彼女、すごいんだなあ。隣家の母の気分がかなり落ちているので、早々に隣家に移動。 |
午前、今週もオープンカフェをやってるかなと思って、と三国からMさんがひょっこり来店。店内は在庫頬整理の途中で足の踏み場もなく、東山1丁目で窓を開け放し、入場を制限中の(と言いますかあうん堂と同じく満席には程遠い)<カフェくわじま>に移動し、のんびり歓談。雨が降り出してきたところで退散する。 午後、電車で金沢に移動し輪島にあるずっと空き家のままの実家の様子を確かめるという京都Kさん夫妻が、バス乗車までの空き時間に<みちこの酒>という日本酒を抱えて立ち寄ってくださる。コロナ禍で観光客が途絶えた京都の街の様子など近況を歓談。小雨降りやまず、夕方まで本小舎にて小整理。 夜、ダッチゴシさんが改修中の家で利用できるかも、と手持ちのCDコンポ手渡しについて電話が入る。ゴシさんはじめこの春から新しく店を始めようという人たちにとって、新型コロナウイルスの影響は計り知れないなあ。今夜も早寝だ! |
あうん堂の営業自粛も第3クールの32日目に入る。 国も県も明確な出口戦略を示さない中、(以下、『プロフェッショナル』風に)古本屋のオヤジは 決めた。 「(再開まで)4週間がリミットだ(テーマ曲流れる)」。当面のスケジュールは、来週末にオープンカフェを、再来週以降から入場制限で店舗の様子見することに。そのためには店内に置いたままになっている在庫本や中古レコードが詰まった段ボール箱を片づけねば……。昨日から通常通りに戻ったデイに母を送り出し、朝食。 午前、ガラケーからスマホに替えることにしたので、ネットで情報収集。うつのみや香林坊店が閉まっているので本社に客注を入れるも、対面配達は自粛していると言われ、アマゾンで購入するまでもないので市内にある最も近い支店での取り置きを依頼することに。来月6日から同店で予定している古本催事の件で前店長のOさんに電話。6月に(店が入っているビル自体が)再開しても厳しいかなあ、とのこと。母のケアマネKさんと打ち合わせ。 午後、GWから引き続き休暇中のダッチゴシさんが“おにぎり”の差入れ。花屋のNaoさん来店、先日のオープンカフェで飾ったお花の代金を支払いながらしばし歓談。片付け仕事を夕方までおこない、スーパーに買い物に出かける。。店は閉めていても今日は炊事当番です。 夜、古本催事の件でメンバーさんにメールで連絡。隣家に移動し、22:30就寝。 |
天気予報では「曇り」なのに、朝から強い日差しでまぶしい。HP日録を書き込んでから、朝食。 10時半、本小舎のシャッターを開け、「オープンカフェ」の3日目スタート。のらりIさんが予約注文の“のらり弁当”8食分を届けてくれたので、さっそくご近所さんにお届け。今日も散歩を兼ねたご近所さんや常連さんを相手にK子さんが店番を兼ねて対応。花のNaoさんが小舎の中の花を取り換えにやって来たので、近況を立ち話。その後、私は小舎の奥の倉庫で在庫本整理。文庫・新書が入った段ボール箱4個を始末する。 17時、小雨がぱらつく気配が出てきたところでシャッターを下ろして跡片付け。店に戻ると、3日ぶりの半日デイから元気に戻った母がコーフンして妄想話をしゃべり続けるのにはマイッタ。 夜、緊急事態宣言の延長決定のニュースを見るが、やはり先は見えず。この間、隣家の母が2度階下にやって来て、さすがに上階には足が痛くて上がれない(とは本人の弁)。コロナ禍以上に我が家の介護禍の先も見えず、今夜も21時過ぎ隣家に移動。 |
ガレージ書庫内を1ヶ月かけてのプチ改修と在庫本整理を終え(実は本の整理はまだまだこれからです)、今日から5日間のオープンカフェ初日。助っ人ダッチゴシさんと朝食を取りながらミーティング。 9時過ぎから準備開始。NOTEのNaoさんが本小舎内に行ける花を持って来所、良い感じでセットしてくださる。GW中だが仕事は少ないです、と近況を歓談。先日プレオープンで本小舎内のレイアウトから手洗い場の仮設置等経験済みなので段取りよく設置完了してシャッターを開ける。 終日、オープンカフェでは、古本屋オヤジ、カフェママ、ダッチゴシさんの三人で代わる代わる店番に入る。日差しが強く夏日となる中、予約の“のらり弁当”が届きご近所まで配達。テイクアウトの“ゴシサンさんど(ローストビーフサンド)”にあうん堂の“カレーパン/スープ/珈琲”はご近所さんや常連さんがふらりと立ち寄ってお買い上げ。頼りになるのはやっぱしこの方たちです。 夕方までまったりとした時間が過ぎてゆく中、同業のビートマニアさんが顔を出してくださり、コロナ禍中の古本催事や個人事業の継続等話し合う。最後に呟くのは、いつまで(コロナ禍自粛が)続くがいね、であった。17時、三人でシャッターを降ろし、終了。店に戻り、ビストロユイガさんの“テイクアウト弁当”をいただいたので三人でありがたくいただく。 夜、金沢市内唯一のミニシアター・シネモンドをなくさないためにK子さんと二人で支援のクラウドファンディングをおこなう。隣家に移動すると、日中寝たばかりいた母はもう寝ている。この後が恐ろしい。 |