2024/05/13 22:17

三連定休3日目。

  午前、石川古書組合催事チームの初ミーティングがあうん堂でおこなわれ、委員長の<ビートマニア>さん以下、<古本一刻館>、<近八書房>、<オヨヨ書林>の皆さんがやって来る。今年で4回目となる「いしかわ古書フェス2024」は、この秋<金沢駅東口もてなしドーム地下広場>での開催を予定しているのだが、人の流れがないのと搬入出がエレベーターに頼っている実状に組合員の不満があり、先ずはもっと古本催事にふさわしい場所探しをおこなっていきましょう、との結論で終わる。
  コーハイK君妻のMasamiさんとK子さんの三人で<小皿料理・のらり>のランチに出かけ、噂の "小皿ランチ" をいただきながら神奈川での新生活の様子を伺う。

  午後、あうん堂に戻って珈琲を飲みながら3人の話は続く。私は途中で上階に引き上げ、うたた寝。明日の市場に備えレンタカーを借りに行き、買い物を済ませて帰宅。本小舎の中から明日の出品本を車に積み込む。

夜、「KINOあうん堂」が開催され、東山ほがらか倶楽部メンバーの<カフェくわじま>さん、キビ団子嬢、下宿人Taichiが集まることになっている。今夜の上映作品は『ゴジラ-1.0』(監督:山崎貢/出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、吉岡秀隆/2023年)、噂の KINO弁当は "のらりのナポリタン" で、ギリギリにやって来たキビ団子嬢は見ながらパクついている。
  ゴジラ映画をこうしてじっくり見たのはあまり覚えておらず、いわゆる怪獣映画という認識しかなかったのだが、確かに怪獣が暴れるだけでは125分の上映時間が持たない。自衛隊が出来るのはまだ後で、米軍は手を貸さないとなれば残った民間日本人で戦うしかないという物語になっている。女性が出てるのは浜辺美波と安藤サクラだけなんですね、とキビ団子嬢。東京の戦後の焼け跡のシーンは今日見てきた輪島の街の光景とダブって見えました、と<カフェくわじま>さん。そう、彼は昔働いていた会社の人たちが能登半島地震被災者の支援に入っている拠点を訪ねて行った帰りだったのです。この映画の特撮シーンのどういうところがアカデミー賞なんだろう、と私。美波ちゃんが電車から振り落とされるとこでイーサン・ハントを思い出した、とtaichi。K子さんは、キャー、ワッ!とただただ叫んでいて……だから映画は面白い。