2024/08/11 15:14
昨日夕方に来てくださった大津市在住のFさん母娘と、カフェで久しぶりの "モーニング"。となればやっぱし "ホットケーキ" だな。
夏休み中の下宿人Sawaも加わり、あうん堂とFさんの出会いからその後ゆるいお付き合いのことなど話題は尽きないが、中一の娘さんや友だちが今聴いている楽曲についてSawaが問うと、Kポップです、と返ってきて絶句するSawaであった。午後に大津へ帰る予定の二人、<ひがし茶屋街>でゆっくりして来ます、と暑い中出かけて行ったところで店を開ける。
午前、ヤフオク発送作業1点。
午後、「ドイツパン・マイスター」のHさんとご家族が突然の来店。玄関でHさんが、覚えてらっしゃいますか? と聞かれたが、もちろんですよ、と私たち。
彼が「ドイツパン・マイスター」をめざして渡独する前、短期で七尾のパン屋を手伝っていた時あうん堂に来店。お客さんは彼一人だったこともあってK子さんが彼の経歴から将来のことまで伺ったのである。じゃあドイツに行く前に北欧のパン屋さんでよく食べていた "プレッツェル" を焼いてもらうことはできませんか、との厚かましいお願いに応え、1か月後に何十個も焼いて再来店。知人に声を掛け彼の壮行会をおこなったことが、Hさんとのお付き合いの始まりであった。
その後マイスターを取得したがすぐに日本には戻らず、ドイツの田舎町の老舗のパン屋で働いているとメールが届いたので、いつか必ず会いに行きます!と返信……そして13年前にK子さんと二人で彼を訪ねて行って以来の再会なのである。
帰国した彼は、広島・代々木八幡のドイツパン屋でさらに修行を重ね、その後縁があって島根・石見銀山の町に移住し<ベッカライ コンディトライ ヒダカ>を開業、家族5人で暮らしている。奥さんは、私たちがドイツに彼を訪ねた時に紹介された「パティシエ・マイスター」をめざしていた女性(日本人です)だったので、二人で頑張って来たんだと胸が熱くなる。話は尽きないまま、今度は石見銀山に行きます!と約束した私たちであった。
夜、『夏子の酒 ⑩』読了。残り2巻か……。