2024/08/20 18:46
三連定休は3日目。下宿人Taichiは伊丹に帰省しているので、Sawaと私たちはドライブ小旅行。
7時、ドライバーのSawaは「若葉マーク」をレンタカーにしっかりと貼り、K子さん希望の「桃狩り」に出発。目指すは信州中野にある<信州フルーツランド>で、金沢東ICから北陸道に入る。途中の流杉SAで朝食タイムの後、ドライバーは私に替わって上信越道の信州中野ICで降りてめざす目的地に到着。
この施設にK子さんがやって来たのは今年に入って3回目。1回目は「さくらんぼ狩り」、2回目は「桃狩り」でこの時食べて買ってきた桃の味が、もう忘れられません! と今日の再来園となった次第である。期待した今日の「30分食べ放題」は思いのほか外れが多く、そんなはずではなかったのに、と悔しそうにつぶやくK子さんであった。B級品とA級品の "桃" とA級品の "りんご" をお土産に買い求め、次は上越高田市をめざす。もちろんドライバーは若葉の Sawa。
12時半、雁木(がんぎ)の高田市内に入り、現役映画館としては日本一古い<高田世界館>に到着。指定の駐車場に入れ、13時25分上映の『関心領域』(監督:ジョナサン・グレイザーー/出演:クリスティア・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー/2024年/英・米・ポーランド/105分)まで高田駅周辺をブラ歩き、25年前、鉄道員で糸魚川勤務時代に高田城公園の「桜まつり」をK子さんと見に来て以来で、その高田駅は建て替えられてきれいになっているが、周辺の商店街はお盆だというのにシャッターが下りていて淋しい。
<高田世界館>に入館。場内は懐かしい光景で、上映を知らせるブザーの後、スクリーンを照らす照明が係員の手で落とされ、館内アナウンスが流れて上映が始まる。映画は今年のアカデミー賞を受賞している話題作で、観客は10名少し。明るい画面とは裏腹にアウシュビッツの暗くて重い空気がヒリヒリするが、残酷なシーンは一切出てこないところが凄い。
15時半、私の運転で上越ICから高速道に入り、18時金沢森本インターを出てスーパーで夕食職の買い物をして18時半帰宅。かくしてあうん堂のお盆休みは終わった。