2024/09/03 17:54

  函館3日目。
  心配していた雨雲はどこかに行ってしまい、せっかく用意してきた<モンベル>の雨具は役に立たない。
  7時30分、全員集合。今日の本選初日の会場は昨日と同じ昭和公園で、会場に着くまで代表、コッシーさん、会長他から昨夜のレセプションの様子を聞かせてもらう。会長のスマホにはIMO代表理事でオーストラリアチームのメンバーでもあるダミアン氏との2ショットがあったので、「世界大会in金沢」のプレゼンはどうでした? との問いに、良い人やった、と禅問答のような返事が返ってきた。

  9時、私たち「KCSC」チームは第4グループ(全部で22グループに分かれています)で、7チームによる総当たり戦がスタート。試合は「25分・2セットマッチ」で、勝利セット数の上位5位までが明日の決勝トーナメントに進出できるレギュレーションである。今年6月に本チーム(メンバーは異なってます)が体験出場した「ジャパンオープン今治大会」では全戦負けっぱなしで最下位となり、悔し涙を瀬戸の海に流しているので、悲願の1勝をめざすのであった。
  この日の函館は、気温32℃だが風があるのと湿気がないだけ助かるとはいうものの、強い日差しを4時間浴びて私の白磁のような肌は真っ赤になっていた。今治でも戦った鳥栖チームには2セットとも「22-50/24-50」で完敗、しかもたった5回の投てきで終わるとは。一方地元のアイドルチームにはおじさんたちが気合を入れ勝利する。とにもかくにも、結果は堂々の第5位で予選突破を果たしたのであった(パチパチパチ)。
  遅めの昼食を函館でしか営業展開をしていないという<ラッキーピエロ>で行列に並んで "ハンバーガー" をゲット、そのままホテルに帰り玄関でコッシーさんが全員に配って、解散。

  夜、私の希望で会長と昨夜のレセプション会場であった<函館ビール>に出かけるが貸し切りで入れず、そのまま近くの赤レンガ倉庫群の中に入っている<函館ビヤホール>で夕食。ここでしか飲めないオリジナル地ビールの "函館赤レンガビール/函館開拓使ビール" で、今日の勝利と明日の決勝トーナメント進出を誓ってささやかにカンパイするのであった。
  風が気持ち良いので函館山のふもとにあるハリストス正教会界隈を二人で歩く。1ヶ月半前の暑い日中この辺りをK子さんと歩いたが、夜はライトアップされていて幻想的だった。十字街の電停で市電を待つモルッカーの頭上には北斗の星が輝き、私たちを照らして欲しかった。