2024/09/03 18:13

  函館・札幌5日目。
  8時、札幌駅の北側にあるホテルからそのまま西に向かって歩くこと15分で北海道大学に到着。夜中に雨が降ったのだろう濃い緑の中、大学構内をゆっくりと歩く。
  40数年前、東京で暮らしていて子どもたちがまだ幼稚園の頃、家族で札幌雪祭りに来たことを思い出す。確かこの構内にある中谷宇吉郎が研究していた人口雪の誕生モニュメントの前で温かいお茶を飲んだんだ。構内にあるコンビニ<セイコーマート>で、 "缶コーヒー/サンドイッチ" に北海道土産をいくつか買ってホテルに戻る。
  KCSCの三人は札幌スポーツコミッションとの会議出席のため別行動となり、会長と私は小松への飛行機が飛ぶ時間までフリーである。私は札幌に住み着いてしまった高専同期のZ君に連絡を取り、ホテルのロビーで待ち合わせる。8年ぶりに顔を合わせた二人だが、開口一番、オイ歳とったなあ! であった。駅ビルのカフェで同期の仲間のこと、今の暮らしのこと、健康のことなど話題は尽きない。カフェを出てウロウロしていると(Z君曰く、ほとんど札幌駅に来ることはないからどこがどこかわかんない)と、道に迷った年寄りだと思った親切な奥さんが、JRだったらその先のエスカレーターですよ、と親切に声を掛けてくれる。せっかくなので私たち二人の写真をお願いするじいさんたちであった。

  駅の改札口でZ君に見送られ新千歳に向かい、待ち合わせの時間や場所もキチンとは決めていなかったが、ANAの搭乗カウンター前でコジローさんを除く4人と合流。搭乗券を受け取り、手荷物を預けて一人ターミナル内のレストランで遅めの昼食。新千歳空港14時40分発<ANA1174便>に乗り込み、隣席には赤ら顔の会長が。なるほど、車で小松空港に来なかった訳をちゃんと実行している。
  16時15分、定刻に小松空港に着陸。代表は自家用車で、コッシーさんはノリピーを乗せてKCSCに戻るとのこと。世界大会を金沢で!を合言葉に来たる11月の「モルック復興支援ななお大会」を成功させましょう、との代表の挨拶で解散。私たちはバスで金沢駅に向かい、会長はIRいしかわ鉄道で、私はJRバスに乗り込む。突然のゲリラ豪雨に見舞われるが、幸いバスの中でイカッタ。
  帰宅するとK子さんはいつものヨガ教室に出かけておらず、玄関に置いたままになっていた買い取り本や返却されたモルック用具6個を片付け、出張中の洗濯物を洗濯機に入れてスイッチオン。アッという間に日常に戻ってしまった。