2025/03/27 22:28
三連定休初日。いつも通りに起きて9時前に2ヵ月ぶりに映画館に出かけるが、同行のK子さんと下宿人Sawaはちょくちょく映画館に通っているようだ。駅前の<イオンシネマ金沢フォーラス>はオープン前なので、警備員の指示に従って直通のEVで7Fのチケット売り場に。相変わらずお客さんは少ない。
映画はボブ・ディランがデビューする前の19歳から一躍時代の寵児となる5年間を描いた『名もなき者』(監督、脚本:ジェームズ・マンゴールド/出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、初音映莉子、エル・ファニング/2024年米/141分)。私はほぼリアルタイムで60年代当時のフォークシーンを追いかけていたので、ディランやジョーン・バエズの歌が流れるスクリーンから目が離せない。ウディ・ガスリーやピート・シガーをディランがこんなにリスペクトしていたとは知らなかった。ディランを演ずるティモシー・シャラメの歌と演技は圧巻で、役者ってすごいと改めて思い知らされる。☆5.0点。
ロビ-のグッズ売り場で映画パンフを買い、6Fのレストラン街で3人で昼食。話題はもちろん今の映画で、ディランのことは名前しか知らないSawaにとってはディランの生き方と音楽に興味を惹かれたようで、キューバ危機やケネディ暗殺、ベトナム戦争といった歴史背景は知らないのでついていけなかったとのこと。うーん、半世紀前の出来事だからなあ。
