2025/07/26 18:48
8時30分、海外旅行はおよそ8年ぶりとなる私とK子さんに、小学生の時のケアンズ以来だというSawaが加わっての三人旅は、Taichiと隣の<橋本建築造園設計>のみなさんの盛大な見送りを受け、タクシーで金沢駅へ。小松空港行きのリムジンバスにはすでに行列ができており、とにかく列に並んでいたら予定より1本早いバスに乗ることができた。
行きの航空券はSawaが手配したモバイルチェックインなので直接手荷物検査場に入り、私たちはそのまま通り抜けたのだが、バックパックが引っ掛かり、中に入れてあった液状のネッククーラーが没収される。チェック不足でした、とうなだれるSAWA。
11時45分発、エバー航空BR157便に搭乗。しばらくして昼食の機内食が運ばれてきたのだが思ってもいなかったので大喜びのSawa、これでネッククーラーと差引ゼロで、人生はこんなもんだ、とオヤジはココロの中で納得。
時差マイナス1時間の13時55分、台北・桃園空港に着陸。入国審査は問題なくスルーしたものの、手荷物検査で私のバックパックが引っ掛かる。中から出てきた "あんぱん"(小松空港の免税自販機で購入)を指差し、It's meat? No ,ANPAN!! で没収されずに入国完了。さっそくレンタルルーターをオンにして3人のスマホを作動させた後、空港内の銀行で日本円を台湾ドルに両替し、コンビニで<カフェくわじま>さんとキビ団子嬢にお借りした「悠游カード」にチャージしてMRTで台北駅へ。
案内標識に従い台湾鉄道(台鉄)の台北駅改札口まで歩き、基隆行きの八堵駅で乗り換えて瑞芳駅で下車。おー、暑い。
タクシー乗り場のおじちゃんが日本語で、どこ行く? 九份(ジョウフェン)まで220元だよ、と声を掛けられ、3人後部座席に乗り込む。急なカーブ道をハイスピードで登って到着。スマホ片手に、こっちこっち、と指差す Sawaの後を付いていく私たちは、今夜の宿泊先<九重町B&B>にチェックイン。一休みしてから、九份老街の狭い通りを観光客に揉まれながらハアハア息ついて高台から東シナ海に沈む夕日を眺める。
黄昏て路地のランタンが幻想的に灯る中、映画『千と千尋の神隠し』のイメージモデルとなった<阿妹茶樓>の前では写真を撮るの順番待ちしてシャッターを切り、近くの食堂で "台湾ビール/小籠包/魯肉飯" を美味しくいただき、めっきり一通りがいなくなった路地の猫をかまいながら、21時、B&Bに戻る。
