2026/08/06 23:28
鉄道員時代に家族ぐるみでお付き合いしていた滋賀県木ノ本町(現長浜氏)在住のHさんが今年1月に交通事故で亡くなって3か月。ようやく落ち着きました、という奥さんからの連絡を待って、敦賀から湖西線で近江塩津駅のホームで北陸線の電車を待つ間、目の前の今は更地となっている官舎跡が目に入る。
40年前の2月、転勤で福井保線区から雪に埋もれた近江塩津保線管理室勤務となった。発令日の前日、近江塩津駅裏にある鉄道官舎に一人で泊まった。線路消雪のスプリンクラーから勢いよく出る水の音に加え、担当エリアにまったく土地勘がないのにこの雪で列車が止まったと呼び出しがあったらどうしようか、となかなか眠れなかったことがふっと思い出されているところに木之本行の電車がやって来て、視界から更地が消えた。

